BF1942のHUDを改造する

FPS

ゲーム中の体力、残弾、姿勢等の表示はmenu.rfaのInGameファイルを編集することで位置を変更できる。InGameの編集はMDTのMenu Editorを使用する。なお、改造する場合はバックアップを取った上で自己責任で行うこと。

[Battlefield1942 FHSW] 20230624 CM Event Day1

配信等でなるべく中央を広く表示したいので、体力/姿勢表示はより左へ、残弾表示はより右へ寄せている。

アイコンの移動

体力バーのノードはCtrl+Fで検索ウィンドウを表示して「HealthBar」と入力することで、すぐたどり着ける。4つのFloatの後に続いている数字が座標とサイズを示している。画面左上を原点として、X座標:-23、Y座標:0、縦サイズ:64, 横サイズ:64としている(こちらは調整済の数字)。つまり、体力バーをより左に動かしたい場合は、上から1つ目のFloatの値を小さくしていけば良い。ただし、座標は親ノードの影響を受けているので注意が必要。(X:0,Y:0にすれば全て左上にいく訳では無い。) 同様の方法で残弾表示をより右へ寄せている。

体力バーの減少方向の変更

BF1942の体力ゲージは体力ゼロの状態のddsファイルの上に体力MAXの状態のddsファイルを表示して、体力の減少に応じて上のddsファイルの表示を削っている。この上から下へ表示を削っている方向は、右から左へ削るように変更できる。

下から2番目のBoolを0から1にすると右から左へ削れていくので、適したddsファイルを作成して差し替えておく。

ミニマップのサムネイル(右上に表示している縮小状態のマップ)の削除

ミニマップのサムネイルを表示するかどうかは、「hud.useThumbnailMap 1/0」で決定している(1:表示, 0:非表示)。常に表示したくない場合は、game.rfaのinit.conに「hud.useThumbnailMap 0」の行を追加する。ゲームのプレイ中、特定のキーに応じて表示/非表示を動的に切り替える場合はinit.conに以下の行を追加する。

ControlMap.create defaultGameControlMap
ControlMap.addKeyToTriggerMapping c_GIScript11 IDFKeyboard IDKey_Q c_CMNonRepetive
console.bindKeyToConsoleScript 11 /Bf1942/game/toggleMinimap

後は、init.conと同階層に以下のテキストファイル(toggleMinimap.con)を追加する。

Var v_enableMinimap
hud.useThumbnailMap -> v_enableMinimap
if v_enableMinimap == 0
   hud.useThumbnailMap 1
elseIf v_enableMinimap == 1
   hud.useThumbnailMap 0
endIf

こうすると、Qキーを押すことで表示/非表示を切り替えることができる。原理としては特定キーでHUDをON/OFFにしたり、ズーム倍率を変える方法と同じ。

(今のところの)HUD

参考

Disabling the minimap in a specific game mode – Battlefield 1942 Mods, Modding Tutorials & Forums
BF1942でHUD(UI)やfreecamをワンボタンで切り替える方法 – ヒロのゲームブログ

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